つぶやきよりチョイ長め

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【悔】母への想いを書く。

4日間の帰省

2020年正月以来なので、約3年5カ月ぶりだった。

その間、アタシは変わらずに日常を過ごしていた。

アタシはバカなので自分の事しか考えていなかった。

 

実家の方はそうではなかった。

昨年の夏、母親は85歳で帯状疱疹に罹患していた。

文字どおり、皮膚のただれや違和感があり、痛みもハンパではなかったようだった。

患部が肩から耳、頭の一部の範囲に広がっていて、その後遺症で耳の聞こえが悪くなっていた。

老齢で耳が遠くなると、痴呆が始まることがあるらしい。

その上、10年ほど前に脳梗塞を発症しており、そのことも原因だろう。

アタシは、帰省早々そのことを感じ取った。

認知症の初期症状」で検索した通りの症状が出ていた。

大きな病院で脳のMRIを撮る予約をしたことも忘れていたらしい。

だからまだ診断結果が出ているわけではないが、ほぼそうであろう。

 

一番近い存在の父は、誰よりもツライはず。

 

母は昔からしっかり者。

父はそんな母に何でも任せっきりだった。

仕事しかやって来なかった父の代わりに家を支えなくてはと思っていたのだろう。

家族のために毎日弁当を作り、家計を支えてくれた。

添加物はダメだと、毎日だしを取り味噌汁を作ってくれた。

兄とアタシのために、自分のことを後回しにして貯金をしてくれていた。

嫁に行く時に恥ずかしい思いをさせないようにと、着物も作ってくれた。

そんな律儀な母親になぜかアタシは苛立ちがあった。

反抗もした。ケンカが多かった。

 

そんなバカな娘の結婚をきっと楽しみにしてくれていたのだろう。

ごめんなさい、期待に応えられなかった。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

アタシはいつも自分のことだけ・・・。

 

久しぶりに兄夫婦と甥、姪夫婦とその3人の子供たちとの会食。

父は言葉少なでも嬉しそう。

母は耳が遠く、会話についていけないようで、一人残されている感じ。

以前はケラケラ笑って太陽のような人だったのに。

以前はふくよかで太っていることを気にしながらも甘い物が大好きだったのに。

食が細くなり、肩は丸く身体は薄く、ちっちゃくなっていた。

 

なんだか、もっとアタシと話しをしたそうだった。

母は誰を一番身近に置きたいかって、

兄ではない、嫂ではない、可愛い孫でもない、

娘であるアタシだ。

なのにアタシはそこにいない。

 

アタシは自分のことばっかり。

 

アタシもこんなに母を想い、母も娘を慕ってくれているのに

アタシはそこにいない。

 

次に帰省するとき、アタシの存在が分からなかったら・・・。

こわい

つらい

イヤだ

イヤだ

お母さん、アタシを置いて行かないで。

アタシを忘れないで。

50過ぎの子供のアタシは、86歳の母親に素直にそう思う。

 

【あとがき】

昨日、帰省から戻って来て、思ったことをそのまま文脈もなく書きなぐったので

分かりずらくて申し訳ない。

とにかく、いま心に思っていることが、時間と共に上書きされる前に書きなぐりました。

編集せずにこのまま公開します。