外郎売⇒ げろううり、ではないよ。
「ういろううり」と読む。
江戸時代に二代目市川團十郎が演じた歌舞伎十八番の長ゼリフのこと。
アタシはこれを完璧に暗記した、という話。
【キッカケ】
コロナ渦のマスク生活で、ペラペラしゃべることを良しとしない日々が続き、仕事もプライベートもあまり話をしなくなって、ふと気づいた時になんか顔が「たるんだ」と思った。
もちろん年のせいでもあるが、事務作業をしていると無表情な上にしゃべらないし、口の筋肉を使っていないのだ。
それから「のど」も使っていないから、なんだか声の質が1オクターブ低音になったような気がした。声が老けた気がする!いや、確実に老けた!!
そこで声優やアナウンサーが研修に使うという「外郎売」で発声練習をしてみようと思い立ったわけだ。
【参考にした動画】☟
色々あったが、元NHKアナウンサーの方がレクチャーしてくれたこの動画が一番分かりやすかった。
2年前の再生回数が2万足らずだったが、今日みたら29万回再生になっいて驚いた!!需要あるのね。
この長ゼリフは、普通に話してだいたい8~10分くらいかかる。これを早口言葉のように猛スピードで話すとだいたい5~6分かかる。アタシは慣れて5分弱で言えるようになった。
さて、覚え方はとにかく毎日練習あるのみ。(フツー)
1日にだいたい3回を毎日続けた。
一語一語を丁寧に口を動かす、腹式で発声するなど、動画で説明してくれているように実践した。
最初は口の周りの筋肉が凝り固まっていて、こんなに筋肉使っていなかったのかという程にしゃべり辛かった (*´Д`)
そして張り切って大きな声で発声したら、慣れないうちは声がちょっとシャガれたりしたのでホドホドに。
それに漢字の読み方が、昔の読みだったので覚えづらかったけど、不思議なものでアタシのようなボンクラでも、脳ミソさえあれば覚えられるのね~。
そんなこんなで半年後には全部暗記!完璧に暗唱出来事ようになった!
【で、結果はどうなったん?】
さて、気になる口のたるみはどうなったか?正直、これをやった結果なのかどうが分からないが、法令線が薄くはなった!これが原因かどうか分からないのは歯の矯正をした時期と重なったからだ。
☟ 詳しくはこれ
それから、滑舌は格段に良くなった!これは自信を持って言える!
ベロと口の周りと頬っぺたの筋肉がスムーズに動いているのが分かるのだ。
恥ずかしい話、会社で「マスクの上からでも聞き取りやすい」って言われたこともある。
半年は掛かったけど、これは就職活動をする方や営業マンには絶対おススメする。
頬のたるみ改善と声量の復活がメインだったので、暗記した事はついでの産物だけど、これからなんかの機会にお披露目できればいいなと思う次第。