以前、転職期間中にキャバクラの裏方でバイトをした話を書いた。
コレ ↓
その続き、というかアナーザーストーリーである。(カッコヨ)
キャバクラでの主な業務は、グラスの洗浄、おつまみ・アイス(氷)の用意だった。
時間帯は20:00~01:00まで、時給1100円で当時は悪くはなかった。
ある日、店長から「開店前準備もお願いできないか?」とオファーを頂いた。
時給も同じ1100円なので、16:00~18:00の2時間、追加で働く事になった。
開店前に何をするかというと、フロアの掃除機かけ、トイレ掃除、おしぼりの準備という仕事が主だった。
アタクシは、学習院出のお嬢だったので(←ウソ)、他人様のおトイレをお掃除するなんてことは、これまで1回もなかった。(学生の時くらい)
このキャバクラは、割とキチンとしたお店で掃除には厳しかった。
毎日、トイレ内の壁や床をぞうきんで拭く。そして、便器(大・小)も手が届きにくい裏っ側もぞうきんで拭くなどキッチリしていた。
拭くのレベルではない、「磨く」のだ。
トイレ掃除だけは、店長が最終チェックを行い、少しでも汚れていたら指摘される。
腰は痛いわ、這いつくばうので情けないやら、プライドの塊のアタシはモンモンとした。
でも、やりますと言ったからには、やるのだ。それが大人だ。
そのバイトを辞めるまでトイレ掃除をやり遂げた。
バイトを辞めた理由は、転職先が決まったから。
アタシ思うに、
トイレ掃除は、金運や開運にご利益があると言われているが、アタシは信じる。
この開店前準備をするようになってから、転職希望で応募した企業3社から採用通知が来たのだ。
40歳代で中途採用してくれる企業が3社よ?
これ御利益でしょ?
このキャバクラでバイトするまでは、トイレ掃除って、便器の中身をブラシでゴシゴシ掃除すればそれでヨシと思って過ごして来た。
いや、そうじゃない。便器全体を拭く、床も這いつくばって拭く、そんな経験をさせてくれた。
それからは、自宅のトイレも、このキャバクラの如くしっかり磨くように掃除するようになった。
金運とかドえらい開運とかはないけど、いま、独りで食べていけているのは、当たり前ではなく、護られているからだと思いたい。
<(_ _)>