♪でっきるっかな、でっきるっかな
はてはてホホー(はてホホー♪)←と聞こえていた。
NHK教育(現Eテレ)で昭和の時代に放映されていた子供向け番組「できるかな」
1970年~1990年まで放映されていたそうだ。
20年間とな!
赤子も成人するというわけだ。
全くしゃべらない「ノッポさん」と、ウホウホ言う謎の着ぐるみ「ゴン太くん」のコンビ。内容は紙コップや牛乳パック、新聞など、手に入りやすいもので工作をする子供向け教育番組だ。
アタシの世代はドストライクで、夏休みの午前中とかアニメの再放送がない時間帯にNHK教育にチャンネルを合わせるといつもやっていたイメージ。
夏休みの工作は、この番組を参考にしていた人も多かったはずだ。
この全くしゃべらないキャラのノッポさんは、若いお兄さんの設定のようだったが、
父親くらいの年齢だな?と子供ながらに気が付いていたアタシ 。
このおじさんはなぜしゃべらないのだろう、と薄らぼんやり考えていた記憶がある。(もうこの頃から人を斜めから見る癖がついているようだ)
今思い出したのが、お菓子の箱で作ったロボットの操縦桿と、
新聞紙を何枚も広げてセロテープでくっつけただけの「海の波」
この海の波は、どうやって遊んだか記憶にない。
作っただけですぐ飽きてしまい、母親に「ちらかすな!」と叱られたという思い出の方が大きい。
正直、亡くなったという報道までノッポさんのことは考えもしないし、
思い出しもしなかったけど、この訃報で子供の頃の記憶が一気によみがえってきた。
子供ゴコロに影響があった人だったんだなぁ。
亡くなったのが昨年の9月だったとのこと。
周囲を騒がせたくないから半年は公表しないようにと、ご本人の意向だった。
また昭和がひとつ終わった・・・。
合唱