アタシは「痔主」だ。
地主、変換違いではない。
そう、あれはまだ新型コロナ感染症という騒ぎも言葉もなかった、
約5年ほど前の話。(遠い目…)
当時アタシは総務事務の仕事をしていて、日中座りっぱなしの生活。
仕事場が自宅からドアtoドアで3分という環境で、超運動不足だった。
そのきっかけで事務がジムに通うことになったというのは以前ブログに書いた通り。
コレ ☟
どうやら、「痔」というのは血行の悪さだったり、拭き方が甘かったり、蒸れとかストレスとか、原因が色々あるらしい。
アタシの場合は、血行が悪いのと蒸れが要因だろう。
最初に、おや?なんかお尻に違和感があると思ったのは、う○こをした後のヒリつき感だ。
指で触ってみると、なんかポコポコしたオデキがある。
さっそくGoogle先生にお尋ねすると、「イ ボ 痔」との解答が。
病院が先か、ボラギ○ールが先か悩ましいところ。
でも初イボ痔、これは一度専門家に見せるべきと判断した。
まさしく、肛門科の門を開くわけだ。
有名な肛門科のセンセーと言われる方は、だいたい初老の男性だ。
問診から始まり、視診・触診に入ることになろう。
いよいよ、視診だ。
アタシが下調べした視診の体位は、鬼滅の刃のごとく3つ型がある。
1.砕石位(仰向けになり脚を上げ、折り曲げる体位)
2.シムス体位(横向き)
3.膝胸位(子供にお尻を”もー”として、というのと同じ体位)
お願い!頼む!3だけは嫌だ!
3はやめて!! やめ・・・
先生:はい、もーっとして
アタシ:!!!!!!!!!!!
こういう時って「イヤです」って言えるのか?
いや、言えないだろう。アタシは言えなかった。
アタシのプライドは崩壊した。
こんな屈辱はあるだろうか?
これからの人生ちょっとやそっとのことでは恥ずかしいとは思わない。
下くちびるを噛みしめるアタシを尻目に、初老のセンセーは「う~ん、座薬をあげましょうねぇ」と、のほほんとのたまふ。
その座薬というのも、生まれてこのかた初めての挿入だ。
くしゃみでもするもんなら、飛び出しそうだ。
それでも、この座薬はどういう秘薬か、夜挿入して朝にはオデキが引いていたのだ。
座薬が切れたら、もう一度診察にくるように仰せつかったが、あの屈辱をもう味わいたくないため、それ以来行かなかった。(でも治った)
それから平和な日々を送ったが、今から数カ月前、あのヒリリっとした感覚が懐かしくも現れた!
あれがまたもやお出ましになったのだ!ポコっと。
でも、病院には行きたくない!
もう、「もー」の体位は嫌だ!
・・・しからば、民間療法で早期発見早期治療だっ!
さっそく神薬、オ■ナインをたっぷりめに塗った。
治った・・・。
「用法・容量を守って正しくお使いください。」