家族が集まれば、必ずこの話が出てくる。
先月GWに帰省したときも然り。
以前にもブログに書いたが、昔アタシの実家はド田舎にあった。
以前のブログはコレ ☟
実家は、当時築40~50年(現在あれば築100年近い)で、ゲゲゲの鬼太郎に出てきそうな家だった。
その頃のド田舎は、まだ下水道が発達しておらずトイレ事情もよくなかった。
ようするにボットン便所、またがって下を覗けばウ○コでまみれている状態。
なんと!そこに御幼少のアタクシが落ちそうになったというのだ!ヒーッ
<以下、美しい話ではないので自己責任でお読みください>
さてボットン便所の構造はどうなっているかというと、
実家の場合は、和式大便器と男性用小便器の2つがあって、同じ便槽(尿・便を溜める槽)に溜まる仕組みになっていた。
父親曰く、その便槽は大人が立てるくらいの深さがあり、横幅は約2~3m、縦幅1m以上の大きさだったという。
そこに家族4人の食べかすがどんどん溜まっていく。
大便器は和式便器で、便器の内側が丸く穴が空いている形だった。
便と尿、それから梅雨の時期になると何処からか雨が便槽に入り水分が多くなる。
うかつに大きいウ○コなんぞをしたらおつりが返ってくることがあり、子供ながらに嫌で嫌でたまらなかった(便はたまるのに)
ある日、父親が「ギャーーーーー!」という声を聞き、慌てて便所まで駆けつけると
アタシが便器から落ちそうなっていたと言うのだ。
その大便器は床とフラットになっており、掴めるところは便器の縁か、金隠し(前の丸びのある所)しかない。
アタシはわずか2cmくらいの厚さの縁にしがみついていたというのだ!
当時、アタシはまだ2・3歳だった。
その幼児が、ボルタリングのように便器の縁をつかみ自分の体重を支えていた・・・。
もし、落下していたらたぶん命はなかったはずだ。
1.5mの深さの便槽からどうやって救い出せようか。
救い出すには時間が掛かり過ぎて窒息してしまう。
それと死因がコレってヤダ。
...その後は、速攻風呂場行きだったらしい。
追記:そう言えば子供の時、ボットン便所から手がにゅーーーっと出てくるって言われて、本気で怖かった。