【派遣元】【派遣先】の続き～
コレ ☟
【派遣元】派遣業界について熱く語る！① - つぶやきよりチョイ長め
【派遣先】派遣業界について熱く語る！② - つぶやきよりチョイ長め
最終回【派遣スタッフ】
では、アタシは派遣労働者としてどのような仕事で派遣されていたのか？
（1）ツアーコンダクター（約8年）
添乗派遣はちょっと特殊で「旅程管理主任者」という資格を取得してから派遣される。
今は法令遵守という言葉があるが、約30年くらい前は結構アバウトだった。
契約書や明示書なんてもらったことがなかったし。
給料は日給制で、1日国内は6000円～、海外は7500円～
朝6：00空港スタンバイで、その日は何時に仕事が終了したかなんて記録できない。
時給換算したら最低賃金に満たなかったはず。
（2）倉庫内作業
ちょうどグッドウィル事件のころ･･･なので20年くらい前かな？
当時は「日雇い派遣」だった。
今は派遣元と31日以上の雇用契約がないと違法！(例外規定あり)
企業の倉庫内で、洋服に値札を付けたり、段ボール箱の中身の数を数えたり、
文房具の仕分けをしたり、初めてでも出来る作業。
ちょいと1日だけのアルバイトという感覚の派遣だった。
当時の時給800円
派遣登録すると、いきなり「明日1日入れる？」
「ごめん今日の仕事なくなった。」とか、
給料から、なぞの「安全整備費」70円／日引かれるしで、今考えると無茶苦茶。
（3）コールセンター
とても雰囲気のいい現場だし初めてのコールセンターにうってつけ！とお勧めされ、2か月の契約で入職。
しか～し！その派遣会社のコーディネーターや営業マンは、ほぼ派遣スタッフと接触しないのにはビックリした！
派遣登録はネットだし、仕事のあっせんもメールで来て、何でもメールでやり取りし、
営業マンと会ったのは派遣先へ顔合わせに行くときと、入職当日に会うだけ。
入職後はいっさい派遣会社からのフォローがなかった！
派遣満了の日も「お疲れコール」もな～んもなかった。
アタシも一応、辞めても元派遣営業のはしくれ、疑問を感じた。
普通は、登録面接の時にそのスタッフを見きわめ、派遣先への会社見学の時・入職当日に付き添い、そして月に1回の派遣先訪問で派遣スタッフと会う。困ったことがないか話をし、出来るだけその派遣先で長く勤めてもらうようにフォローしていたのだが、今は違う。
今は、ではなく、この派遣会社の体制がそうなのか？
人材派遣って「物」ではなく「人」を商売にしているのだから、そういうところは絶対必要だと思う(^_^;)
派遣労働者側が、数多くある派遣会社を見極めるのは、そういうところではないか。
三部作、完🍙
