いよいよ9日から「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編が放送開始❣
指折り数えて待っている次第だ。
レベル50をとうに越えているこのアタシが、アニメを改めて好きになった話。
アタシの中の最高峰のアニメは、何と言っても「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」。
2月に亡くなられた松本零士先生の壮大な宇宙をテーマにしたこれらは、満天輝く星を日常に見ていた田舎育ちの私に、夢や憧れを与えてくれたものだった。
森雪(古代進の彼女)になるにはどうしたらいいのだろう、と本気で考えていたし。メーテルのベルベットのワンピースにも憧れた(遠い目…)
アタシの中に独自のジャンル分けがあり、ヤマト・999は「かっこいい派」。
もう一つは「正統派」だ。
当時の日曜日夜7時半からの「カルピスこども名作劇場」のアニメだ。
「アルプスの少女ハイジ」「ムーミン」「フランダースの犬」「あらいぐまラスカル」などのTheお子様向けのやつ。
これらは大人達が子供に安心して見せられるアニメだった。
と言うか、当時はアニメは子供のモノだった。
その後は、ルパン三世、いなかっぺ大将、ドラえもん、ドクタースランプ、タッチ、ドラゴンボール、この辺りで休止する。
もうこの頃のアタシは大人の部類に入り、アニメなるものは全く見る事はなくなっていた。
それから時が過ぎ、新型コロナ感染症による世知辛い空気感の中、
夜のNHKニュース7で、「キメツノヤイバが千と千尋の神隠しを超えました」
というアナウンスが耳に入り、なんの事?とよくよく聞いてみたら、
映画館入場者数があの宮崎駿作品を超えた、とのこと。
その時はアニメ如きの話題を公共放送のNHKがニュースで取り上げるかね~、とそっちの方に興味が湧いた。
まずはこれがスタートだった。
暇つぶしにブームに乗っかってみるか。
映画を見に行くと決めたらGoogle先生に色々とお伺いを立ててみる実直なアタシ。
「鬼滅の刃」:何々?テレビ連続アニメの続きが今度の映画である?
ほうほう、そういう戦略ですか。お金のニオイがプンプンする。
へぇ、大人が号泣しとる?子供の前で? え?首がえげつなくちょん切られ、
血がドバーっと?
これはチョイト、数十年ぶりにアニメを映画館に見に行くには予習が必要か。
そんなアタシは某Amaz○nプラ#ムで予習開始。
全24話(立志編)ほぼイッキ見からの~、映画「無限列車編」へ。
煉獄さーーーーーーーーーーーーーん!
これを見る前の段階では、正直言って「子供帰りしてみっかぁ」という感覚でいたのであるが、なんのナンノ。
まず驚きは絵の美しさよ。作画っていうの?
令和ニッポンのアニメーションはこうなっていたのか!
そりゃあさ、3Dナンチャラとかデジタル的なものは使っているでしょうが、
アメリカのディズニーアニメとはまた違う繊細な美しさ。
キャラクターは丸っこいキラキラお目目でマンガっぽさがあるので子供向きだが、内容は幼児・小学生の下級生に見せても意味分かってくれるのか、というシロモノである。(血ドバーッだし)
そして、これまでアタシが気にも留めていなかった、プロの声優達の仕事の素晴らしさ!!!
更にあいだ間に挿入される楽曲のセンスの良さ!!
一気に開花してしまった。
そりゃあ、世界中でニッポンのアニメが評価されるはずだわ。
ホントにこれまで考えた事も感じた事もなかった感動があった!!
そしてココから、アタシのアニメ探索が始まったのだった...
続く ☟